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2014.06.09 (月) Category:LIFE

夏のような日々から一転。関東甲信も梅雨入りしましたね。
今年の梅雨入りはエルニーニョ現象の影響で遅い傾向にあると予想されていましたが平年より幾分早いそうです。
というわけで、今回は梅雨にまつわるあれこれを書こうと思います。

 

梅雨の語源

もともと中国から日本に入ってきた言葉が由来しているとのこと。
語源には3つの説があるようです。

1.この時期は梅の実が熟す頃であることからという説
2.この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴」という感じを使って「黴雨」で「バイウ」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説
3.この時期は「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説

どの説も、もっともらしいです。

 

梅雨のある国

日本以外で梅雨がある国は
韓国、北朝鮮、中国、台湾、ロシアの沿海州の一部、ベトナム中部の一部だそうです。
これは知らなかったのですが北海道と小笠原諸島には梅雨がないそうですね。

 

日本はほぼ1年中梅雨の国?

今の時分のみを「梅雨」と呼ぶのかと思いきやそれ以外の時期にも
連続した雨に対して

3月下旬~4月上旬 ………………… 「菜種梅雨(なたねづゆ)」
5月~6月(梅雨入り前) ………… 「走り梅雨(はしりづゆ)」「梅雨の走り(つゆのはしり)」「迎え梅雨(むかえづゆ)」
梅雨明けした後 …………………… 「帰り梅雨(かえりづゆ)」「戻り梅雨(もどりづゆ)」
8月後半頃~10月頃 ……………… 「すすき梅雨」
11月下旬~12月上旬 ……………… 「さざんか梅雨」

と、1月、2月以外は、こんな風情のある呼び名があるとのこと。
さりげなく会話に取り入れてみたいものです。

 

「シブカサ」プロジェクト

「雨の日割引」などサービスのあるお店もありがたいですが
何年か前、青山ブックセンターで、「シブカサ」の存在を知った時は心が洗われる思いがしました。

日本洋傘振興会によれば、日本の傘消費量は年間約1億3,000万本と世界一でその約90%がビニール傘なのだとか(※日本洋傘振興協議会推定)。「シブカサ」とは処分されるはずだったビニール傘を渋谷の街なかでシェアしようと2007年に都内の大学生グループが企画して立ち上げたプロジェクトです。

その仕組みは
いらなくなったビニール傘を企業や個人などから寄付してもらう→「シブカサ」ステッカー貼って渋谷を中心としたカフェやアパレルショップ、美容室などの提携店に設置→急な雨の時にお客さんに無料でレンタル→どの提携店に返してもよく、返却時、渋谷の地域通貨のアースデイマネーを50r(50円相当)プレゼント

という善意のかたまりのような内容です。最近、見かけないなぁと思って検索してみるとサイトが設置されていました。「シブカサ」をかりれるお店など、ご興味のある方はアクセスしてみてください。

http://shibukasa.com/index.html

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