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shimomura shimomura
2014.11.02 (日) Category:CINEMA

こんにちはADの下村です。

今回は芸術の秋、ということで、
映画館についての思い出をひとつ。

前回のブログ当番後に非常に残念な出来事がありました。
それで、次回のこのブログに書こうと思っていたのですが、
私の心のオアシス『三軒茶屋シネマ』が、
2014年7月20日をもって60年の歴史に幕を閉じる…というニュース。

いわゆる過去の作品を2本立てで上映する『名画座』と呼ばれる種類の映画館でして、
昭和の香り満載の佇まいのこの映画館は、
2本も続けて映画を観ていると必ずおしりが痛くなる、
ギシギシとうるさいクッションのつぶれた座席や、
上映中の劇場内に立ち上る紫煙…など(今じゃ考えられませんが)、
当時からして古くさく寂れた雰囲気が心地よく、
暇を持て余していた学生時代によくお世話になりました。

平日の昼さがりに授業をサボって館内に入ると、
まぁ、同じような一人客がチラホラといるわけでして。
私と同じような学生風情の若者や、近所のリタイアした初老のおじさま、
営業中のサラリーマンなど、、
けだるい平日の午後、同じ空間を共有している連帯感のようなものを感じながら
人間模様を観察したりしていました。

ここ『三軒茶屋シネマ』と、2013年2月14日に先駆けて閉館している『三軒茶屋中央劇場』は、
隣同士に並んでいて、ラインナップにそれぞれのカラーがあり、
三軒茶屋シネマは洋画・邦画の話題作・大作がメイン、
三軒茶屋中央劇場はミニシアター系のマニアックなラインナップが素敵で、
その日の気分で使い分けていたのでした。

社会人になってからは、利用する機会がめっきり減ってしまったものの、
見逃した映画を見つけた折には訪れて、その変わらぬ様相を楽しんでいました。
閉館の理由は、設備の老朽化や近年の市況の厳しさから長期的な展望の見通しが立たずということですが、
青春時代を過ごした映画館なだけに、非常に残念でなりません。
東京23区に残る名画座はあと10館、とのことです。

そして、私の青春時代の映画館、もう1つは、
かつてのミニシアターブームの牽引役、シネマライズ。
シネコン時代の到来により、ミニシアターがつぎつぎと閉館する中、
現在も独自の視点でセレクトされた映画の数々が話題を呼び続けています。
90年代の渋谷カルチャーにどっぷり浸かっていた私は、
ここで上映される作品の数々に、感化され続けてきました。
ここのサイトに、過去の上映作品を掲載したギャラリーがあり、
つい懐かしく、自分がシネマライズで鑑賞した数々の映画をピックアップして
一枚の画像にしてみましたので俯瞰でご覧ください。

cinemalise
出典:シネマライズオフィシャルサイト

http://www.cinemarise.com/theater/archives/

美しいですね!懐かしい話題作が満載です。
やっぱり学生時代の95〜98年頃に観た映画が一番記憶に残っています。
最近は同僚と観に行った女子的妄想キラキラ映画「うたかたの日々」にて、
うっかり寝オチしてしまい、まるで彼女好みの映画に付き合わされた彼氏状態で
自分のことながらショックでしたが。。

私は便利なシネコンもよく行きますが、
単館系映画館の持つ文化の香り色濃い雰囲気は、やっぱり好きだなぁ。

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