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kuroda kuroda
2015.02.13 (金) Category:アート

こんにちは!デザイナーの金子です。
2015年はじめての投稿。
今年もさまざまなステキデザインにアンテナを
張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします☆

さて、先日Facebookを開いていると
三鷹天命反転住宅(みたかてんめいはんてんじゅうたく)
宿泊できる!という記事を発見!

以前から気になっていたこの住宅。
この機会にちゃんと調べてみました。
有名な建築なのでしってるよー!な方も
いらっしゃると思いますが、お付き合いください。

三鷹天命反転住宅は、2005年10月に完成。
美術家・建築家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏による作品で、
実際に入居可能な共同住宅です。
そのカラフルな色彩と変わった外観で当時から
ちょっと話題に。

そのド派手な外観に使われている色彩は全14色。
どこをみても6色以上が視界に入るように細かく計算されているとのこと。
それでもなんとなくまとまってみえるのは
人の脳は6色以上が視界に入ると、
バランスをとり中和されてうるさく感じない
…そんな効果によるものらしいです。

そしてこのカラフルな色彩は外観だけでなく
お部屋のなかにまで。
外観から予想はできると思いますが、
とにかく今までの住宅にないような造り!!
例えば、床はでこぼこの傾斜あり、高低差あり。
ドアのない間取り、球体の部屋、
コンセントは天井から吊るされていたり、
収納のために身体を伸ばしたり、ハシゴに上る必要があったりと
バリアフリーとはほど遠いけど居心地がいい。
そんな不思議な空間なんだそう。

そもそもなんで、こんなに
身体に負荷がかかる住宅が
できたのでしょう?

三鷹天命反転住宅には“イン メモリー オブ ヘレン・ケラー”というサブタイトル付き。
聴力と視力を失ったヘレン・ケラーがその身体を通して自然や人とのつながりを知り、
新しい世界を切り開いていったように、この家で身体の無限の可能性を体感して、
“不可能を可能に=天命反転”を遂げるというのがその名前の由来だそうです。

当初は分譲物件としてスタートしましたが、
2006年9月より賃貸としての貸し出しも開始。
そして最近では楽しそうなイベントやショートステイもできるそうです!
これはぜひぜひ泊まってみたい!っと思ってHPをみてみると…
宿泊は1週間から…お値段もそれなりに…
と、いうことで三鷹天命反転住宅への宿泊を夢見て
今日も仕事にはげむのでした。

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