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kuroda kuroda
2015.06.30 (火) Category:その他

♪Butterfly 今日は今までのどんな時よ〜りすば〜らしい♪
こんにちは!デザイナーの金子です。
今日はカエラちゃんの名曲からスタートしてみました。

6月ですね。梅雨ですね。
ジメジメで気分があがらないなか
友人からおめでたいメールも続々届いております。

そうです!6月!ジューンブライド。
今日は、私の気になる建築シリーズ第4弾。
軽井沢にある「石の教会・内村鑑三記念堂」について
書いていきます。

石の教会・内村鑑三記念堂とは
1988年に明治・大正期のキリスト教指導者・内村鑑三氏の顕彰を目的として建てられた教会。
地上は礼拝堂、地下は内村鑑三記念堂になっています。
設計は、アメリカのケンドリック・ケロッグ氏。
学生時代はオーガニック建築を学び、自然との調和や地形の特徴を活かした
作品が多い建築家です。

8年ほど前にはなりますが、
授業の一環としてこの教会を見学したことがあります。
外観は半円にスライスされた石たちがドミノ倒しのように重なり、
建築物というより巨大な彫刻のような印象でした。
まわりの風景を邪魔しないのに目を惹く存在感。
ランダムに石が並んでいるようにみえますが
計算しつくされたプロの技だと思うと、
いつまでも、いろんな角度から眺めていたくなります。

そして、内観もまた外からみるのとは違った表情。
当時は特に予約の必要もなく
結婚式の合間の10分程度、見学ができました。
石壁にぼんやりと照明が灯る廊下を
少し進むと教会へ到着。
石壁とガラスの窓が交互にアーチを描き、
天井から自然光がたっぷりと降り注ぐ
とても神秘的な雰囲気でした。

石は男性、ガラスは女性を表し
人が支えあい生きる人生を象徴しているそうですよ。

外から見た感じではゴツゴツと力強く、
薄暗い空間に照明の光がぼんやりと広がっているのではないかと
予想していたぶん、優しい光が降り注ぐ空間に衝撃をうけました。
その美しさは8年たった今でも忘れることができません。

梅雨があけたら7月。
避暑地、軽井沢へおでかけの際には
ぜひこの場所へ。

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