大手企業の2018年春・新卒採用選考が
6月1日より始まりましたね。
リクルートスーツの若者たちが突然増加したことで
季節の移り変わりを感じる6月です。
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さて、記事タイトルの「感謝と奉仕」は、
はるか昔、私が新卒で入社した企業の「社是」です。
カリスマ社長の姿を拝見したのは
在職中に1~2度程度だったと記憶しますが、
「感謝と奉仕」を掲げ、しっかりと社員教育を受けたことは、
社会人としてゼロ状態だった自分にとって、
とても価値のあることだった
………と、今でこそ理解できるものの、
当時は新入社員研修の3ヶ月間、毎日が精一杯だったことを懐かしく思います。
指導に次ぐ指導で、凹む毎日はとても大変でしたが、
同期も大勢いて、その全員が研修期間の3ヶ月間、
社員寮で寝起きをともにした日々は、楽しかった思い出です。
写真は新入社員研修時のテキストです。
これを今も持っている同期はいないだろうなぁ。
◎社会人としての礼儀や言葉遣い
◎会社全体の業務内容
などなど、全168ページにわたるテキストでみっちり勉強をしたわけですが、
40年近く経った今、読み返してみても、
基本は変わらないのだなと実感しました。
仕事も趣味もスポーツも、全てにおいて言えることですが、
基本は本当に大事と改めて思います。
当社は小規模な会社ですが、
この春以降新しいメンバーが3人も増えて、総勢14名で日々運営しています。
私の前職や前々職は大手企業だったため、
同じ社員でありながら、一生会うことのない人の方が多い環境でしたが、
当社は全員が同じスペースで毎日顔を合わせられる環境です。
そんな環境だからこそ、互いを思いやる気持ちにあふれ、
恵まれているなぁ、と日々感じています。
しかし14人の中には、オフィスを快適に保つための専任者がいません。
結果それぞれがメイン業務プラスアルファを担い、
何とか会社を運営できている状態です。
まさしく「感謝と奉仕」の毎日です。
● 共有スペースを清潔に保ってくれている人
● 日用品や出力紙の在庫切れを防いでくれている人
● お客様に素早くお茶を提供してくれる人
● 臨機応変に電話の対応をしてくれる人
● ゴミをあふれさせず処理してくれている人
● 洗いっぱなしのカップや食器を片付けてくれている人
などなどなどなど…。
これらはほんの一部でいわゆる「雑務」ですが、
社内の誰かがイヤな顔ひとつ見せずに取り組んでくれている
これら奉仕行為によって快適さが保たれていることを、感謝せずにはいられません。
そして、その感謝の気持ちを表すことを忘れずにいたいものです。
◎「ありがとう」のことば。
◎次に使う人のことや、雑務の軽減につながることを想う行動。
◎たまには自ら雑務を請け負う姿勢。
当社が今よりもっと
「自分以外を思いやることのできる人たち」の集まりに成長することを願い、
その集まりが、もっと強く、華麗な技で闘うチームに成長することは確信し、
想いを表す行動として
べちょべちょのキッチンと洗面台を
せっせとぬぐい続けるさわぐちでした。(笑)
セガナのみんな!
これからもよろしくお願いします!!