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浅川です。今回は芸術の秋ということで、
東京駅や有楽町駅から歩いてスグの「三菱一号館美術館」に行ってきた話など…。

ただいま開催されているのは「レオナルド×ミケランジェロ展」。
超がつくほど有名な芸術家二人の対決が見られる、面白い企画展です。

芸術だけでなくさまざな分野で才能を発揮し、「万能人」と呼ばれた
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)。
10代から「神のごとき」と言われていた天才彫刻家
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)。
ルネッサンス期を代表するこの二人、レオナルドのほうが23歳年上でしたが、
「宿命のライバル」と言われてきたそうです。

今回はそんな二人の素描(デッサン)や手紙、手稿など、
さまざまな作品を見比べることができるのです!楽しい!

デッサンというと、完成された作品と比べるとちょっと地味な感じに思えるかもしれませんが、
二人の作品を絵画と彫刻の観点からテーマに沿って鑑賞できるので、かなり見応えがあります。
また、比較することで凝縮された二人のこだわりや人間性があらわになって
興味深いというか味わい深いというか…。
私は、
「レオナルド、馬描きすぎ。そんなに好きか…」
「レオナルドが考案したこの戦車、夢を詰め込んだ結果、役にたたなそうだよな」
「ミケランジェロの手紙、字が美しい…カリグラフィーと言うやつかしら…」などと
頭でアホなことを考えながら見ていました。

そして、もうひとつここのオススメポイントは、美術館の建物そのもの。
三菱一号館美術館は2010年春にオープンした比較的新しい美術館ですが、
見た目は明治時代からあるようなクラシックな赤煉瓦の洋館です。
実はここは、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」
(ジョサイア・コンドル設計・1968年に老朽化のため解体)を、
当時の状態にかなり忠実に復元したものなのです。
設計図や解体時の記録、写真をもとにしただけでなく、保存されていた部材を再利用したり
製造方法まで再現してるとのことです。

小さな部屋にいくつも区切られていたり、古い木の手すりの階段や絨毯敷きの廊下、
扉の一つ一つまでもが雰囲気たっぷり。
明治時代にタイムスリップしたような気分を味わえるかも?なんてな…。

見終わったあとは、
小さいけれど美しい中庭と隣接のカフェ(カフェ1894)でくつろぐのもおすすめです。
カフェは美術館の雰囲気そのままの落ち着いた雰囲気。そして天井が高くとても気持ちがいいです。
ちょっと気張って企画展のタイアップランチを食べましたが、美味しかった…!
ただ…休日のランチ時は大人気のようで、待ち時間1時間とかもザラですのでご注意を
(私がそうでした…)

最後に…
紹介しておいて申し訳ありませんが、
「レオナルド×ミケランジェロ展」は9月24日(日)までで、期間あと数日でした…スイマセン(汗)
10月上旬からは、ロートレック展がはじまります!そちらも面白そうですよ!
私ももちろん見に行きます〜。ではでは!

三菱一号館美術館サイトはコチラ
http://mimt.jp/?id=rel

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