どうも!ADの浅川です。
GW中に下村さんファミリー(お父さんお母さん)と
イチゴ狩りをしに、千葉県の富津まで行ったのですが
さらに足を伸ばして館山までドライブ&観光してきました。
今回は、その時立ち寄った「赤山地下壕跡」が
とても興味深く、いろいろと調べてみたので
そのお話を、5つのオススメPOINT形式でお送りします!
POINT1
近代史が好きな方に
「赤山地下壕跡」とは、ざっくり言うと
赤山という山に作った海軍航空隊の防空壕。
第二次世界大戦の戦争遺跡です。
館山市は東京湾の入口に位置するため、重要な軍事拠点でした。
赤山地下壕は、市内にある47の戦争遺跡のうちの1つで、(※1)
標高60mの赤山内部には、網の目状に1.6km(※2)近く掘られたトンネルが広がっています。
終戦間際に館山海軍航空隊の防空壕として使われていて、
中には発電所もあり、ここで戦闘の司令もや事務も行われていたらしいですよ。
トイレやお風呂として使用した跡も見られます。
ただ、地下壕に関する資料が現在ほとんどないので
作られた時期がはっきりしていません。
(昭和10年代始め or 終戦間際に建設された説などあります)
POINT2
ドライブが好きな方に
「赤山地下壕跡」がある館山市は千葉県の南端。
チーバくんの足の甲からつま先の位置にあります。
たとえばセガナから車で出発となると…
首都高~川崎~東京湾アクアライン~館山自動車道のルートで行けば
2時間弱で到着します。
日帰りで気軽に行けるドライブコースになりますね!
※ちなみに車ではなく、電車なら東京駅から館山駅まで二時間半くらい。
そこからバスで10分で、ここに着くことができます。(ちょと大変)
POINT3
地層が好きな方に
千葉県と言えば地層!
最近ではチバニアンが話題になっていましたが、
ここでも、とても綺麗な地層の断面が
間近で見たり、触れられることができます。
発電設備があったとされるコンクリート壁の空間を過ぎると、
そこから先は素掘りのトンネルが縦横無尽に続きます。
掘りやすく崩れにくい凝灰岩質砂岩の壁面には、
隆起した地層や断層の模様が美しく浮かび上がっています。
丁寧に掘られたツルハシの痕跡も見られて、
「これ全部手彫りだったんだ…!!」と慄き震えました。。
(写真なくてすいません。。。とても綺麗です)
POINT4
アドベンチャー好きな方に!
入場料200円を支払った後、
自分の名前と住所を書き(戻って来られなくなった時のため??)
ヘルメットをかぶり、懐中電灯を渡され、
「あれ?これから結構危険な場所に向かうのだな?」とちょっと焦りました。
中に入ると思った以上に薄暗〜く、
立ち入り禁止になっているその先は真っ暗な闇が続き、
じっと見ていると吸い込まれそうになります。はっきり言って怖い。
もし、私が人気のない時間に一人で入場してたら、
多分途中で引き返してしまうでしょう(超ビビり)
あと、ちょっとした大きさのゲジもいたりします。
気をつけましょう。
POINT5
海が好きな方に!
赤山地下壕跡のすぐそばには、水の綺麗な穴場の海水浴場、「沖ノ島」があります!
今回は雨風吹きすさぶGW初日に行ったため、即引き上げましたが
夏になったらもう一度この場所に来てみたいな〜と思いました。
以上、浅川でした!
(※1)赤山地下壕はAランク(近代史を理解するうえで欠くことができない史跡)に評価されている
(※2)1.6Kmのうち、見学できるのは250mくらい