こんにちは。岩澤です。
私ごとですが6年振りにメガネを新調しようと、先日眼科で処方箋を作ってもらいました。
あとはメガネ屋さんでフレームを選ぶだけなんですが、ひとつ問題が。
僕はコンタクトレンズを持っていません。
なので、メガネを試着した自分の姿が鏡で見えません。
しかたないので試着の際は、スマホで自撮りして確認するのですが、
いろんな理由から結構煩わしい方法です。
<自撮り試着の不満点>
1. 写真だと立体的に把握できない
2. よく見えていないので自撮りも上手く撮れない
3. 店内で自撮りするのが恥ずかしい(特に一人の時)
そこで、情報技術の発達した昨今もう少しマシな試着方法はないのか、何か良いツールやサービスがないか試してみました。
JINS BRAIN(ウェブサイト)
https://brain.jins.com/
JINSの提供しているARサービス。
自撮り写真をアップすると、フレームを乗せて見られます。(PC版も内蔵カメラで撮影可能)
AIがメガネのマッチ度も判定してくれます。
(近視と乱視のコラボレーションによる目つきの悪さをお詫びいたします)
気になったものをとっかえひっかえ次々に試せるのが楽しいです。
それにフレームの種類がものすごく多いのも良いですね。
ただレンズ部分が素通しなので装着感がないのと、フレームの質感も全然わからないし、
用途はあくまで形と色のざっくりとした確認にとどまりますかね。
Virtry(スマホアプリ)
https://app.virtry.net/about-eyeglasses/
もう一つ試したのがこちらのアプリ。
ARで、メガネを、リアルタイムに、3Dでバーチャル試着できます。
本当だ!すごい、動くとメガネがついてきます!
JINSにはなかったレンズの反射もあって結構リアル!
…
……ただ、ですね。
みなさん、お気づきでしょうか。
僕、この時実際にはメガネをかけていないんです。
つまり、この画面を自分では見えてないんです。。
実際は「やみくもに顔を振りながら・画面を動画録画する」という手間が発生しています。
それとメガネがポリゴン的な3Dモデルなので、フレームの質感はこちらもよくわからないですね。
JINSの方が、僕には割り切って使いやすいかな。
◎今回のまとめ
AR技術を駆使した試着方法を試してみましたが、正直いずれも試着というにはまだまだと感じました。
(これで試着してそのままオンラインで購入できるか?と言われたら、僕は無理)
現状の使い道としては、店頭で探す前の準備(形・色の大まかな目処をつける)程度ですかね。
今回も腹をくくって自撮りしまくってこようと思います。
発明以来大きな進歩がないものとして、傘がよく話題に上がりますが、
似たようなケースって案外他にもたくさんあるような気がします。
「メガネの試着」もその一つ。
スマホで自撮りする、連れ合いに見てもらう、コンタクトレンズを使う、
そんなカスタマー側の努力に依存しない方法の誕生を、心から願っています。