こんにちは、マークアップエンジニアの市川です。
夏真っ盛り、暑さで外に出る気が無くなっています。
先週の土日も例外ではなく、
2日間で2人としか他人と会話をしていないことに気づきハッとしました。
そんな中ふと思ったことをまとめてみました。
近年様々なモノの自動化が進んでおり、便利な反面、問題も少なくありません。
自動化の一つに自動販売機の種類の増加があげられます。
自動販売機大国の日本では他国の人が驚くほど量の自動販売機が至る所に設置されており
さらに実際に住んでいる私たちでも把握できないほどの種類があります。
そもそもの自動販売機の定義を調べてみました。
自動販売機(じどうはんばいき)とは、商品(金券等を含む)の販売のために設置する機会の事であり、この機械は顧客が代金を支払って自らの希望に応じてボタン操作等をする事により人手を介さずに商品の引渡しや釣り銭の処理が可能である。自販機(じはんき)とも略される。
販売の形態としては対面販売でなく、買主は売主があらかじめ設置した機械を操作して商品を購入する。営業の効率化や人件費の削減など様々な目的のために導入される。自動販売機の多くは電気式もしくは硬貨の重量や購入者による操作による機構で作動する。
wikipedia 自動販売機 より抜粋
ここで疑問が生まれました。
よくある証明写真やプリクラ、名刺の販売機などは自動販売機なのか、
また、マッサージチェアなどもサービスを売る自動販売機なのではないのか
これらをよく調べてみたところ、自動サービス機と分類され、自動販売機とは異なる分類でした。
しかし、証明写真などはどちらとも取れてしまうものなので非常に曖昧な線引きのようです。
自動サービス機は他にコインロッカー、自動改札機、コインランドリーなどがあります。
なるほど。
自動販売機というとやはり一番に思い浮かぶのは
缶やペットボトルの飲み物を販売している自動販売機だと思います。
その自動販売機も近年進化を遂げており、
全面上部には液晶のディスプレイを配置し、タッチパネルで商品を選ぶ、
こちらのような自動販売機が駅構内を中心に増えてきています。
さらに、ディスプレイの上部に認証カメラが設置されており
購入者の年代、性別を自動認識し、その人に合った商品におススメアイコンを付けてくれるサービス付き。
さらにコカコーラ社の自動販売機には名前が付けられているものもあり、
アプリと連動することで「お気に入り自動販売機」を登録できる。
お気にいり登録をすることでお知らせメールが届くようになるようです。
ちなみに上の自動販売機の名前はるりこさんです。
自動販売機とメールする日も遠くないやもしれませんね。。。
自動販売機の他にも様々なものの自動化が進んでおり、さらに他人とコミュニケーションをとる機会が減ってきています。
大手スーパーのセルフレジやセルフガソリンスタンドの増加、ネット通販の浸透などにより
普段の生活の中でほとんど会話無しに過ごすことも可能な世の中です。
他人と話すのは疲れる、そんなアンケート記事をよく見かけます。
その分、自動化は人件費の削減や消費者も気軽に購入できる等、利点も多いと思います。
もちろん私も数多く利用しており、助かっている部分も多くあります。
むしろ「自動化」が普通になっており、「自動化」無しでは不自由で不満を持つと思います。
「便利」だからこそ目を瞑ってしまう、わかっているけど「便利」だから。
互いにメリットのある「自動化」、これからも進んでいきそうですね。
その分、他人とのコミュニケーションは不足していきそうです。
今まで散々日常の中のコミュニケーション不足だと言ってきましたが、
逆にコミュニケーションが増えたと感じる部分もあります。
スマートフォンが普及し、「LINE」や「Skype」などのアプリや、
「mixi」や「Facebook」などのSNSの普及により
知り合いとのコミュニケーションは増加していると思います。
つい先日もFacebookにて中学時代の友人から友達申請が来ました。
いや、友人といいましたが、卒業してから話した記憶はありません。
しかし、タイムライン上に書かれたその人の投稿に「いいね!」をします。
Facebookが無ければこのような機会もなかったでしょう。
非常に短絡的ではありますが、これも一つのコミュニケーションになると思います。
そういった気軽なコミュニケーションは増えていると思います。
しかし、これはあくまでも「知り合い」との「会話をしない」コミュニケーションなのです。
私の今回の結論としては
【コミュニケーションが減っているだけではなく、「相手」と「質」が変化してきている】
もちろん当てはまらない人もいると思います。
他人と関わりを持たず、知り合いだけのコミュニケーションの殻に籠る。
私はそんな人生はお断りします。
全て解決する方法はないとは思いますが、目を逸らしていた分、気づかないフリをしていた分
コミュニケーションを増やしていければと思いました。
以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。