こんにちは、ADの下村です。
先月、大阪へ出張に行きまして。
1年ほど担当させていただいているクライアントの会報誌のお仕事で、
ライターさん、カメラマンさんと共に、現地取材に同行し、
現場にてこんな画が撮りたい、あんな画が撮りたいなどとディレクションすることが私の主な仕事だったのですが、
私がこのクライアントのお仕事でご一緒させていただいているライターさんに、2人の女性がいます。
このおふたりの取材現場に立ち合って、感心してしまうのが、
取材相手が話をしやすいようないい現場の雰囲気を作り出すスキル。
初対面の方のお話を引き出して、文章におこすお仕事ですから、
そもそもコミュニケーション能力が高くなければつとまらない職業ですが、
常に礼儀正しく、周りへの気配りができ、現場の空気にとけ込んで上手に対応をされる姿をみると、
社会人とはかくあるべき!と惚れ惚れしてしまいます。
そしておふたりとも本当に多忙にも関わらず、いつもイキイキとされているのです。
この魅力の理由のひとつには、人と接する機会の多い職業、ということがあるのではないでしょうか。
私自身、ディレクターとなり、自ら外に出てクライアントや外部の方々と
コミュニケーションをとる機会が増えたせいか、人と触れ合うことの大切さをこのところとても感じます。
自分が積極的に取り込めない知識や情報を人と触れ合うことで気づかされ、吸収できますし、
自分の経験不足も痛感でき、いい意味でアセリも生まれる。
自分に足りない刺激を人からもらう。そして見識が広がって、人間に深みが出る。
良いことづくしですね。
私もデザイナー稼業特有の、朝から晩まで会社を一歩も出ず、PCの前にへばりついて作業、、
ということが続くことがあります。
この2月も多忙をきわめ、実際そのような感じでした(笑)。
会社から自宅までどこへ寄り道するでもなく帰宅。。
そんな生活を送る人間に響く広告など作れるのだろうか、
いや、作れるはずはない、などと自問自答することもあり、
節操なくいろいろな趣味を持つことで、仕事とのバランスをとろうとする面があります(笑)
しかし圧倒的に人との接触時間が少ない、ということほど致命的なことはないな、と強く思うのです。
広く情報に精通している必要がある職業にも関わらず、
会話の中で取り込めるリアルな情報が少なすぎると反省し、
人と積極的に会って話をする!ということを今年の目標として掲げていこうと思います。
まずは『飲みニケーション』で、様々な方と腹を割った会話ができればいいなぁと思っていますので、
みなさまお付き合いくださいませ。