みなさま、
ご無沙汰しております。
岡崎です。
週末の桜は本当に奇麗でした。
四季を感じられるということのすばらしさに
ただただ感謝です。
4月といえば新年度。
(弊社は違いますが)
私の娘はこの春に小学校に入学しました。
本日より授業がスタートです。
よくよく考えてみると
自分自身が義務教育から離れて、もう20年。
当然のことながら当時と違う点も多々あります。
ここ数年は「脱ゆとり教育」という言葉を耳にする機会が多く、
大人たちはゆとり世代とどう向き合えばいいのか。
と言われたりしています。
そして昨年から新学習指導要領が実施されはじめました。
『新学習指導要領・生きる力』についてはこちら。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
「生きる力」とあります。
子どもたちの「生きる力」を今まで以上に育むことを目標としています。
サイトにはこう書かれています。
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『新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、
「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに
思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。』
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「思考力」「判断力」「表現力」が学力の重要な3つの要素となります。
この3つの言葉、ビジネスにおいてもよく出てくる言葉ですね。
ちなみにパンフレットにはこのようにも書かれてあります。
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☆言語の力をはぐくみます
言語活動は、知的活動(論理や思考)、コミュニケーション、
感性・情緒の基盤となるものです。
子どもたちの思考力・判断力・表現力等をはぐくむためには、たとえば、
● 体験から感じ取ったことを表現する
● 事実を正確に理解し伝達する
● 概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする
● 情報を分析・評価し、論述する
● 課題について、構想を立て実践し、評価・改善する
● 互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる
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さすが文部科学省。よくまとまっています。
「子どもたちの」と書いてありますが、大人もまったく同じですね。
「思考力」「判断力」「表現力」=「生きる力」とは
子供も大人もみんな一緒ということでした。
「学習」や「学力」というと子供のために言葉に聞こえがちですが、
「学ぶ力」はみんなのための言葉であることを忘れかけていました。
『新学習指導要領・生きる力(社会人編)』
『新学習指導要領・生きる力(国会議員編)』
とか配ればいいのに、と頭を過りましたが、
予算ばかり使いそうなのでダメですね。
どんだけの予算を使ってこのようなパンフレットが作られているのか知りませんが、
せっかくですので、お子さんの有無に関係なく一度読んでみてください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/pamphlet/index.htm