こんばんは、デザイナーの千葉です。
今日同僚がKASABIAN(カサビアン)のライブに行っているとのこと!うらやましい限りです。
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さて、今回は『WEBフォント』について書かせてもらいます。
私が知ったのは遅くて、昨年の夏ごろですが、 2年前くらいから注目されていたようです。
WebFonts とは?
Webページの見栄えを記述するCSS(Cascading Style Sheet)のバージョン3.0で
新たに導入された仕様で、 ページ中のテキスト(文字)の表示に利用するフォントデータを
指定した場所からダウンロードして 適用できるようにするものです。
これまでもフォントの指定は可能でしたが、Webページを閲覧しているコンピュータに
指定したフォントが 存在しない場合には、そのフォントでの表示はできませんでした。
Webデザイナーとしてはとても画期的な仕組みだと考えていますが、
これだけ聞いても良いのか悪いのか、ピンとこないと思われますので
簡単にメリット、デメリットを挙げてみます。
■メリット
1.これまでテキストを画像化して表現していたWebのタイポグラフィも、Webフォントを使って自由に表現できる。
2.テキストなので、選択やコピー&ペーストも可能、SEOにも有効である。
3.主要なブラウザは、既にWebフォントに対応しているので、少しの工夫ですぐに利用できる。
■デメリット
1.和文書体は文字数が多く、データが重い。
2.フォントライセンスに注意が必要。
※フォントファイルをサーバーにおいて使用するため、フォントファイル自体の再配布に近い状態となってしまいます。 市販のフォントはもちろん利用不可能ですが、著作権フリーであっても再配布を禁止しているフォントは多数あるため充分確認する必要があります。
3.Webフォント・クラウドフォントサービスなどの利用で、費用がかかる。
などが挙げられます。
デメリットに書いてしまったWebフォント・クラウドフォントサービスですが、
このサービス自体がデメリットなわけではありません!
また無料で利用できるものもあります。一番有名なのがGoogle web fontsでしょうか。
またWebフォント・クラウドフォントサービスについて、
こちらのBlogに詳しく紹介されてました→
Google web fonts:
公開されているフォントはすべてオープンソースとなっており、
商用・非商用問わず無償で利用可能です。気に入ったフォントはWebフォントとして
Webサイト上で利用するだけでなく、実際にフォントファイルをダウンロードして
ローカルで利用することもできます。
Webフォントをぜひ案件で利用してみたいと思っていましたが、
コーディングする前にデザイン上でどのように表現すればよいのか、、
など悩むところがあり、まだ提案もしたことがありませんでしたが、
モリサワがクラウドフォントサービスを2011年内にリリースというニュースをみて
(まだ始まっていないでしょうか?)このサービスが開始されれば実用的になりますし、
デザイン上で表現可能になるので、もっと利用しやすくなるなーーと期待しています。
ウェブサイトに印刷物と同じフォントを使用することで、統一感のある表現も可能になってきますね!
Webフォントを利用した国内のサイトを参考までに~。
スクロールするとオロナインがくるくるします。(本題と関係ないですね;;)
【オロナイン公式サイト|大塚製薬】
http://www.otsuka.co.jp/ohn/
以上です☆