こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。

デザイン会社やデザイナーは「絵を作ることだけじゃないよ!」「課題解決してくれるよ!」という話を、このブログでも、世の中のデザイン会社やデザイナーたちも頻繁にしていますが

そもそも、その『課題』ってなんなん?

とくに課題解決とか求めてなくて、イイ感じのデザインをしてくれれば良いんですけどねぇ。というそこのあなた。

それでは、さっくりとデザイン会社が解決できる『課題』についてご説明します。

今回、やたら『コミュニケーション』という言葉を多用しますが、あくまで広告やデザイン業界に限っての解釈として、言葉の定義付けをしています。予めご了承くださいませ~!

課題は『コミュニケーション設計』

前回の記事で、デザイナーは「クリエイティブで課題を解決する専門職」と言いました。じゃ、その課題って一体なんなんでしょう?

会社によって解釈はいろいろあると思いますが、私は

課題=「コミュニケーション設計」

だと考えます。

そもそもコミュニケーションとはなんぞや

コミュニケーションというと、なんだかふわっとして分かりにくいのですが、広告やデザインにおいての『コミュニケーション』とは、ターゲットやユーザーに情報を届け、何かしらの行動を起こしてもらうことだと考えます。

例えば、商品やサービスを「知ってもらう」「興味を持ってもらう」「買ってもらう」といったようなこと。

そんな「行動を起こしてもらう」ために何をしたらいいのか、を考えることが『コミュニケーション設計』であり、デザイン会社やデザイナーが解決する課題です。

ちょっとめんどいので、ここからはデザイン会社もデザイナー(フリーランス含む)をデザイン会社で統一します。

課題が発生するときって、こんなとき

そんなコミュニケーションの課題が発生するのは、こんなタイミングだったりします。

例えば・・・・

  • 商品を作りました。
  • かなりこだわって作り、品質だって高級品に引けを取りません。
  • 使ってもらえさえすれば、絶対に気に入ってもらえる自信があります。
メーカーが新商品を作ります。

  • 商品を作ったので、売らないといけません。
  • そしてもちろん自信があるので、ぜひ使ってほしい。
  • 使ってさえもらえれば・・・(以下略)

では売りましょう!



ところでその魅力、どうしたら相手に伝わるんですか?

はい。出ました。

ここの『どうやって』というのがコミュニケーションです。そしてそれを解決するためにコミュニケーション設計があります。

  • どうやって魅力的に伝えられるのか
  • どんな方法で相手に届ければいいのか

例えば

  • 香りにこだわりました!
  • 成分にこだわりました!
  • 品質にこだわりました!
  • 特許製法!

これ、そのまま伝えたところで伝わりますかね?もっと言えば売れますかね?

これを真正面から向き合って考えて実行するって、結構しんどい。リサーチや心理学、相手に適したメディア云々・・・

専業じゃないと、毎回正面から向き合うってやってらんないですよね。そこで登場するのがコミュニケーションを設計するプロたちなのです。

コミュニケーション設計のプロとは

コミュニケーション設計のプロとは、「どうやって商品やサービスを世の中に届けるのか?」ということに精通した職業の人達です。

それはデザイン会社(Web制作会社)だったり、広告代理店だったり、マーケティング会社だったり。(もちろんそれぞれのフリーランスの人達も)

その人たちが

  • 伝え方
  • 表現の仕方
  • 届ける手段

を考え、展開した結果、商品を世の中に送り出しているのです。

メーカーや企業の開発領域と、デザイン制作会社の開発領域の関係性を説明しています。

まとめ

  • デザイン会社の対応領域は、コミュニケーション設計
     
  • コミュニケーション設計とは、商品やサービスをどうやって、世の中に商品を届けるか、伝えていくか、というプランを考えること

※見た目を整える『デザイン』はコミュニケーション設計の中の一部でしかない。

デザイナーたちが言ってるのはこういうこと!

おまけ

お客様から案件の相談をいただき、提案するとちょうちょいこう言われます。

セガナさんて、コンサルもやるんですか?

と。

コンサルはやりません。でも、その『コンサル』に思える部分が『コミュニケーション設計』だったりします。

そういう意味ではコンサルっぽいこともするし、マーケティングの知識も必要だし、メディアの特長も知らないとだし、行動心理学も必要だし、デザインに関する知識も必要だし、もちろんあらゆるコミュニケーションに関するトレンドの情報も必要だし。

思ってる以上に、デザインの範囲って広いです。日々勉強することばかり。

騙されたと思って、コミュニケーションで『どうしようかな?』と思ったら、デザイン会社に相談してみるのも1つの手だと思いますよ!

めっちゃ宣伝!

セガナ・クリエイティブでは
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あれこれについてご相談を承っております

こんなこと相談してもいいかしら?
ということも
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