こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。
お久しぶりの「この人、何してる人」シリーズ。今回もディレクター編(3)です。
毎回毎回ディレクターばっか、なんでなん?と思うかもしれませんが、理由は簡単。ディレクターが一番何してる人かわからんからです。
ディレクターの定義も会社ごとにさまざまで、クリエイティブ業界内でも考え方、肩書きや役割も違うので、正直「これが正解!」みたいなのは無いのですが
多分、恐らく、きっと
一般的にはこういう考え方と役割だなと思ったので、みなさんにも共有しようと思います。
ディレクターって、頭を使う人
間が空いてしまったので、ディレクターって何してる人なのかおさらいです。
ディレクターとは、手を動かさず、頭を使う人です。『目的を達成するために何をすればいいのか』を考えてデザイナーやエンジニアに指示する人のことを指します。
そしてデザインやWebの制作会社のディレクターと呼ばれる人には、ざっくり分けて
- クリエイティブディレクター
- アートディレクター
- Webディレクター
という3種類のディレクターがいます。
各ディレクターの関係性
各ディレクターにはそれぞれ専門の役割があります。チームを組んだ時の指揮系統は
という感じになります。
それぞれの役割
前回の記事「デザイン会社が解決してくれる課題ってなんなん?」の図を拝借して解説すると、真ん中の『世の中にどうやってこの商品を届けるか、伝えていくかのプランを考える』部分。
まさに!
まさにここがクリエイティブディレクターの仕事になるのです。
で、アートディレクターはクリエイティブディレクターが設計したプランやコンセプトを基にビジュアル表現を考えます。
クリエイティブディレクターが考えたプランの中に、Webコンテンツの施策があった場合は、Webディレクターの出番です。WebディレクターはWebサイトやコンテンツに関するすべての設計を考え、メンバーに制作指揮します。
(そのうち、このあたりにイラストが入ります。少々お待ちくださいませ。。。。)
それぞれが、専門領域のプロフェッショナルとして役割を全うし、ちょっとずつ交わる部分があり、全員の力でプランに沿ってツールを作り上げていくのがわかると思います。
まとめ
Webや紙などのカテゴリを超越して、コミュニケーションに関するありとあらゆる知識に精通してて、かつ相手の『伝えたい』思いを『伝わる』形にしてユーザーに届ける方法を考え出すことができる人
ビジュアル(見た目)の表現に関する知識や経験をめっちゃ持ってて、その武器をフルに発揮してコミュニケーションプランで決めたコンセプトにふさわしいビジュアルを制作指揮する人
Webコンテンツに関する表現・技術の知識を網羅しつつ、Webの役割を熟知していて、Web施策の効果を踏まえたWeb設計と制作指揮をする人。
検索エンジンで『ディレクターとは』と検索するといろんな説明が出てきます。いろんな会社があって、いろんな考え方がありますが、セガナ・クリエイティブではディレクターの定義をこのように考えています。
おまけ(デザインしない人の訴え)
ちなみに、めっちゃ個人的にですが
ディレクター=進行管理する人
という定義には、なんか違和感を感じます。確かにディレクターの仕事に進行管理は含まれるけど、そもそもディレクションを日本語にすると「方角、方向、道筋、指示、指揮、命令、監督」となる。
『方向』って、これ指し示す人やん。
進行管理っておもにスケジュールや制作工程の調整の話やん。ある意味方向指し示しとるけど、クリエイティブそのものの方向性指し示してないやん!
そう思うとぜったいぜったいぜったい「ディレクター=進行管理する人」ていう定義には大事なものが抜けてると思う。
もひとつ言うと、時々
営業=ディレクター
というのも見かけるけど、これは営業としては絶対反対!営業は営業よ!ディレクターちゃうよ。
わたしの過去の経験だけだけど、営業が方向性を指し示したり、監督したり、指揮したケースで成功したパターンてあんまり見たことない。だって営業ってクリエイティブにおいては素人やん。知識に精通してないやん。専門的な知識持ってないやん。そんなんで指揮監督とかよう言えるよな。
ただし、営業からディレクターに転向した人は別よ。そういう人って、勉強してるし知識も蓄えてるから無問題。
なので、少なくともセガナではディレクター=進行管理する「だけ」の人ではないです。
確かに、パーフェクトなディレクターではないかもしれません。でもこの記事で定義したようなディレクターになれるよう、日々努力しております!(ちょっと興味持ちました?)
セガナ・クリエイティブでは
広告・制作・コミュニケーションに関わる
あれこれについてご相談を承っております
こんなこと相談してもいいかしら?
ということも
お気軽にご相談くださいませ!