こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。
さて、みなさん。デザイン制作をお願いする時、どんな情報を伝えますか?
制作物、入れる内容、デザインのトーン(かわいい、かっこいい・・・など)くらい伝えれば大丈夫!とか思ってませんか?
え?「作るもの」と「どんなデザインにしたいか」を伝えれば、作れるんじゃないの?
と思いますよね。
もちろん作れます。
でも、もう少し情報をプラスするだけで、さらに仕上がりのよいデザインがあがってくる(かもしれない)んです!
今回はそんなプラス1の情報についてシェアします。
デザインを依頼するときに伝えておくべき基本情報
デザイン制作をお願いするときは、必ず伝えないといけない情報があります。。。。とはいっても、これはなんとなく想像がつくのではないかな・・・と思います。が、念のために書いておきますね。
- 制作物(何を作るか)
- 構成要素(何を入れるか)
↑
構成とごっちゃにならないように!あくまで入れる内容のことだよ!
- デザインイメージ(どんなデザインがいいか)
- 希望納品物(何を納品するか)
↑
例えばデータ納品でいいのか、それとも制作物を納品してほしいのか
- 希望納期(いつまでに欲しいか)
ざっくりこんな感じです。この情報があれば、デザインをすることができます。ではプラス必要な情報とは何でしょうか?
チラシを作るときの『プラス2』情報 -チラシ編-
プラス2情報といっても、制作物によって追加であった方が良い情報が異なるので、今回は『チラシ制作』の場合です。
チラシを制作してほしいな、と思ったら、基本の5情報に加えて、この情報を伝えて下さい。
- 目的と理由
(チラシを受け取った人が、どんな行動を取ったらミッション達成か) - 使い方(どうやって使うか)
(1)目的と理由
これは『チラシを受け取った人がどういう行動を取ったらミッション達成か』という質問です。
例えば、チラシを受け取った人が
- 問い合わせをする
- イベントに参加する
- 商品やサービスを注文、購入する
- 商品やサービスを認知する、興味をもつ
- 来館(来園など)誘導
- 館内の回遊(チラシを手に、館内のいろんなところに行く)
- SNSをフォローする、動画を見る
などなどの行動を取ってくれればミッション達成です。
「作る目的は?」と聞かれると、一瞬『うっ!!』と身構えがちですが、実際はこういったシンプルな目的でOKなのです。(社内決裁的には知らんけど)
これがあるのと無いので、何が違うの?と思うかもですが
大ありです。
なんでかというと、ゴールが分かっていれば、そのゴールに向かってデザインができるからです。つまり、「やりたいな」と思っていた内容にとても近いイメージでデザインが上がってくる可能性が高いのです。
さらにいうと、できるデザイナーなら「で、あれば・・・」と提案を盛り込んでくる可能性もあります。
・・・ないかもしれません。
(2)使い方
これは、作ったチラシを『誰が、いつ、誰に、どんな風に使うか』という質問です。
例えばこんな感じ。
- 営業が取引先に手渡しして、自社商品・サービスを営業する
- 担当窓口に郵送して、何かあった時に思い出してもらう用に使う
- 施設内のラックに入れておき、誰でも自由に取れるようにする
- 特定の人向けDMに同梱する
- 流通小売店の売り場(自社商品の近く)に置いてもらい、消費者に見てもらう
- イベント当日に、会場近くを通りかかった消費者に手渡し
では、この情報が必要な理由はなんでしょう?
それは
『誰が、どういう風に使うか、誰が、どんな時に見るのか』という
- 人の心理状態を想像して
- 読み方やチラシを見た時の意識をコントロールできるよう
- デザインのレイアウトや緩急を考える
ことができるからです。
これらを考えて作られたデザインは、当然目的(ミッション)達成に近づくことができます。
つまり『こうじゃないのにな・・』といった認識のすれ違いを回避し、ストレスのないスムーズな制作進行が実現できる可能性が高まります。
もしかしたら、「そうなのか!それは知らんかった!でも確かに!」みたいな新しい気づきも与えてくれるかもしれません。
・・・くれないかもしれません。
まとめ
チラシデザインの制作をお願いするときは、この7つを準備しましょう。ちなみに見積り依頼をするときも、あるとなお良しです。(依頼する人によるかもですが)
・制作物
・構成要素
・デザインイメージ
・納品物
・希望納期
・目的と理由
・使い方
無くてもデザインは作れるけど、あった方がクオリティ高く、かつ結果もたたき出してくれる(であろう)チラシが作れます。
同じお金を出すなら、その方が絶対にお得だとおもいませんか?
おまけ(宣伝)
もちろんプラス2であげた情報を聞かない会社やデザイナーもいます。必要としない人も。でも別に良いのです。それで満足なものができれば。
ただ、プラス情報は質を上げることはあっても下げることはありません。また、自分たちの情報整理にも役立つので、自分のために準備した方が絶対に良いと思います!
そういうセガナは・・・というか、私は
めちゃくちゃ聞きます!
なんかもう関係ないことまで根掘り葉掘り聞きます。お客様から「めっちゃ質問しますね」と言われるくらい聞きます。
だって聞かないとイメージできないし、正しいイメージを持てないと、お客様とすり合わせることもデザイナーに伝えることもできない。
そんな愚直にがんばる私・・・セガナにデザインを頼んでみてもよいかもしれませんよ。とりあえずこの上なく頑張るから!
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