こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。

デザインを依頼すると、必ず発生するデザインの判断

今回は3つあるポイントの2つ目です。

おさらい 3つのポイント

前回の記事で書いた、デザイン判断の3つのポイントです。

  1. ぱっと見の印象
  2. 伝えたいことが伝わるデザインか ←今日はココ!
  3. 最終的に好み

では、はりきってどうぞ!

伝えたいことが伝わるかどうか とは

前回、デザインの判断は7割くらいは左脳(論理的思考)を使うというお話をしました。

今回は、その論理的思考をフル活用するお話です。

ここでは、この表現で目的が達成できるかというを考えます。

では、目的達成とはいったい何でしょうか?

プロも含め、割とうっかり忘れがちなんですが、ツールって使う人と、使うシーン、そしてツールの目的が違うんですよね。

前回のポイント ぱっと見の印象(全体を見る)では、見る人・使う人にフォーカスしました。ここでは使うシーンと目的に注目します。

では、使うシーンや目的が違う、とはどういうことでしょうか?

作るものはそれぞれ目的が違う

例えば、日常生活でよく見るPOPやチラシを参考に考えてみても・・・ざっくり以下みたいなことが考えられます。

店頭POP

▼ターゲット
一般消費者

▼シーン
店頭、移動しながら、欲しいものが決まっていたり・決まっていなかったり

▼目的
アイキャッチとして機能。棚に並ぶ、他社商品よりも目を引いて興味を持たせる

商品(サービス)チラシ

▼ターゲット
一般消費者、企業担当者

▼シーン
店頭で立ち止まって、街頭で歩きながら、オフィスのデスク、商談などなど

▼目的
商品(サービス)認知、購入・検討への誘導、興味喚起など

作ったものを使うシーンも違う

次にちょっと想像力を働かせましょう。

見る人はどういう状況で、作ったものを見るんでしょうか?

歩きながら?立ち止まって?
買い物の途中?出社途中?
デスクでのんびり?
商談中?

ちなみに、わたしがデザインを判断する時は、必ず想像(妄想)しています。

わたしはこの商品のターゲットで
商品について何も知らず
何の意識もせず
初めてこのツールに出会ったのだ

と。

鬼のチェック項目

そして以下の項目をチェックします。鬼のように。

これらのチェック項目はほんの一部です。実際は作るものによって項目は変わりますし、もっと細かいです。鬼っぷりも上がります。

伝えたいことが<伝わるように>表現されているか
ぱっと見て、何の商品やサービスかわかるか
その上で何か行動を起こしたくなるか
(設定された目的どおり動きたいと思うか)
一番言いたいことが一番めだっているか
文字が読みにくくないか
装飾が文字の邪魔をしていないか
見て3秒で何が言いたいかを理解できるか

ちなみに、最後の項目「見て3秒で何が言いたいかを理解できるか」というのは、わたしがクライアントに言われた言葉で、目からうろこが飛び出て、それ以来デザインチェックの時に必ず意識していることです。

だって想像してみてください。

みなさん、プライベートでどんだけチラシやパンフ、ポスターとかサイネージ見てます?じっくりなんて見てなくないですか?少なくとも私は見てない。(仕事脳以外で)

そりゃ、3秒が限界じゃろ!


あかんやつ

まとめ

ということで、「伝わるか」ということに意識を向けると、感覚よりも想像力と論理的思考をつかうなー・・・という気がしてきませんか?

次回はポイントは3つ編の最終回です!おおまかな流れなどもお伝えする予定ですのでお楽しみに!(お楽しみに・・・?)

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