こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。。
今回のテーマは少し長めなので、3回に分けます。
さて、デザインを依頼すると、必ず発生するデザインの判断。
デザインしない人がデザイナーの作ったデザインを判断するとかキツくないですか?
なんかめっちゃデザイン案 出て来たけど、何がいいかわからん。ここからどうやって選ぶの?
とか
センスとかわからんし、わからんからプロにお願いしてるのに、出してくれたものはなんか違う気がするし、でもこれどう言ったらいいの?やりづらいわ~。
とか
そんなことありませんか?
いや。ほんと気をつかうし、困りますよね~。
デザインの判断で使う脳は左脳(論理的思考)だと思う
わたしの場合、デザインチェックは7割くらい左脳(論理的思考)を使う作業だと思っています。
よく
デザインは感覚とか感性だから、個人によって意見がバラバラ
とか
感覚的なものの判断は難しい
という意見を耳にしますが、商業デザインにおいては、絶対にそんなこと無いと思う。
なぜなら商業デザインには必ず目的とターゲットがあるから。
作るものの目的とターゲットを忘れなければ、ほぼ7割くらいはロジカルに考えられると思います。
デザインの判断 ポイントは3つ
Webもグラフィックも、デザインを判断するときに見るポイントは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、ぱっと見の印象。
2つ目が、伝えたいことが伝わるデザインかどうか。
なんとなくのイメージですが、まずはおおまかに全体を見て、そのあとで細かい部分を見ていくような感じです。
そして、最後に好み。
え?好み??? それって結局、感覚的な話やん・・・やっぱりセンスとか必要やん・・・と思ったそこのあなた。
大丈夫です。ちゃんと左脳を使う話になります。
ということで、今回は1つ目のポイント ぱっと見の印象 について具体的にお伝えします。
ぱっと見の印象とは
これは単純に、いい感じ!とかなんか違う・・・という印象でOK。
ここで、とっても大事なのは「いい感じ」とか「なんか違う」が個人の好き嫌いではなく、ターゲットや商品のイメージと、作ったものの印象が合ってるかどうか。
例えば、20代後半 感度高め 女性をターゲットにしたコスメのデザインなのに
伝えたい言葉 ドーン
アイコン ドーン!
画像 ドーン!
きゅるん☆
どやーーーー!
みたいな感じのデザインを見て、ターゲットが
とかならないですよね。
さすがに↑みたいなことは無いにしても
ターゲットのイメージに合うかという、ぱっと見で感じた印象は大事かなと思います。色とかなんとなくの雰囲気とか。
細かいところは見ない
そして大事なのが、このタイミングでは細かいところまで見ないこと。
色々見ていくと、ついつい細かい部分も見ちゃいます。
これ、ほんと罠だと思うんですが、ここで細かいところ気にしだすと迷宮入りです。迷子です。いわゆる「正解がわからなくなる」パターンです。
なので、ここではぜっっったいに細かい部分まで見ないでください。
次のポイントで、嫌でも細かいとこ見ますから。
あくまでターゲットに合った印象や雰囲気をかもし出してるか、を見てください。
まとめ
と、いうことで、ぱっと見の印象と言っても、けっこう冷静にならないといけないと思いませんか?
デザインが出てくると嬉しくなって、わくわくしながら見るので、ついついオシャレ~☆とか、やだ素敵!とかダッッサ!!!とか、そういう印象で見てしまいがちです。
なので、いちど冷静になって、実際に見る人を思い浮かべてからデザインを見るようにしてみるとよいかな!と思います。
次回は
デザインの判断ポイントその2 伝えたいことが伝わるデザインか
です!お楽しみに~☆
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