こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。

さて、デザイン会社や制作会社にいると、

ディレクターって何する人ですか?

そんな声を聞くことがあります。

なんか、デザイナーの上の人、っていうイメージはあるけど、具体的に何する人かわからない。

とりあえずよくわかんないけど偉い人ぽい

で、あなた誰?

ディレクターってデザインしない人

どういう風に言おうかなと考えたのですが、「ディレクターとは」ってググるとたくさんの人が説明しているので、細かい内容についてはそちらに託します。

ここでは、ものすごく簡単にお伝えします。

ディレクターとは

ずばり

クリエイティブ職だけどデザインしない人のことです

具体的には

手より頭を動かす人です。

手より頭を動かす人とは・・・?

じゃあ、手より頭を動かすってどういう人ですか?て思いますよね。

頭を動かす、というのは主に設計をする人です。

デザイン制作というと「見た目をいい感じに作る」という印象がどーーーーーしてもぬぐえないのですが、実際はデザインする前には設計が必要です。

で、設計ってなんなんということなのですが、設計とは

作るものの目的を叶えるために何をすればいいのか

を考えることです。

いくら

オシャレで

素敵で

トレンド最先端で

悶絶しそうなテンション爆上げデザイン

でも、目的を達成(売上を上げる、認知拡大、問い合わせアップなど)できなければ自己満足の塊でしかないですよねー。

と、個人的に思う。

もちろん普通にダサいデザインは論外ですけどねー

ディレクターには種類がある

めちゃくちゃ雑に伝えると↑みたいなことなんですが、それだと結局「で、何する人?」になるので、もうちょっと詳しく書いてみます。

ディレクターといってもいくつか種類があります。

セガナ・クリエイティブはグラフィック&Web制作会社なので、そこに関連するディレクターを中心に紹介します。

ちなみに制作会社によってディレクターの役割や考え方に若干の差異があるので、ざっくりいうとこんな仕事をしてるんだな、レベルで考えてもらえばよいかなと思います。

■クリエイティブディレクターの仕事

  • クリエイティブのトップ(一番いろんなことを考えることができる人)
  • Webや印刷物などのカテゴリを飛び越えて全体を設計する人
  • 制作に必要なチームをアサイン・統括する人

例えば

新しい商品を作りました!必要なツールと見せ方考えてほしい!あと、PRどうやってやったらいい?教えて!

というリクエストに対して

考え方や切り口、メッセージ、コンセプト、全体の方向性などを設計したりします。

なので、クリエイティブディレクターは必ずしもデザイナーとは限りません。

コピーライター、営業、プランナーなどいわゆるデザインしない人がクリエィティブディレクターになるケースも多いです。

■アートディレクターの仕事

  • ビジュアル(見た目・デザイン)に関する制作のトップ
  • 作るもの目的に合わせて、表現や仕様・デザインの方向性を考える人
  • デザイン制作チームの司令塔

例えば

新しい商品作ったから、ショップに置いてもらうリーフやPOPを作りたいよ!

というリクエストに対して

リーフやPOPの構成、訴求するポイント、作るものが与える印象、デザインの方向性などを設計します。

なので、アートディレクターはデザイナーが経験・スキルを積んでステップアップすることがほとんどです。

■Webディレクターの仕事

  • Web関連全般・あれこれ制作のトップ
  • Webサイトの方向性・設計・仕様検討を決定する人
  • Web制作プロジェクトや制作チームの司令塔

例えば

新しい商品作ったから、ブランドサイト作りたいよ!そしてコーポレートサイトもリニューアルしたいよ!

というリクエストに対し

Webサイトの構成(どんな作りにするか)、仕様、デザインの方向性、導線を設計します。

Webディレクターもデザイナー出身とは限りません。エンジニア、営業、プランナーなどクリエイティブディレクター同様、デザインしない人がWebディレクターになるケースがあります。


そしてデザイナーが、ディレクターが設計した内容に沿って目に見える形でデザインを作っていくのです。

ね?

ディレクターって結構大事な職業だと思いませんか?

他にも映像ディレクターやテクニカルディレクターなど、制作に関わるディレクターはたくさんいますが、ここでは割愛します・・・!

まとめ

と、いろいろ説明したものの、おおむねこれを覚えておいてもらえればOKです。

これだけ覚えておけばひとまずOK!ディレクターってこんな

  • 作るものの目的を達成するためにどうするか考える
  • 作るものの方向性や考え方を決める
  • 制作チームやメンバーに指示を出す

一般の企業で言えば、ディレクターってマネージャー職にあたります。

マネージャーと呼ばれる人がやってることを、ディレクターもやってます。

セガナ・クリエイティブは小さな会社なので、ディレクター兼デザイナーとして制作に従事したりします。

いわゆるプレイングマネージャーですね。

参考までに、向野(むかいの)が自分用に作った細かめ資料があるので、一部抜粋して貼っておきます。

よろしければこちらもご覧いただければ!(字ちっちゃいけど!)

クリエイティブディレクターの仕事・役割一覧
アートディレクターの仕事・役割の一覧
Webディレクターの仕事・役割の一覧

・・・と

こんな感じで説明したものの、正直なところ文字だけだとわかりにくいかなーと思うので、この「デザインてなんなん?」というブログを例に、次回もうちょっと具体的に説明したいと思います~!

おまけ(宣伝)

わたしも入社当時は「ディレクターって何する人?」「ディレクションて何?」と思っていました。

でも、ディレクターって

デザインや制作の経験とか知識をめちゃくちゃ持ってて、わたしが思ってもいなかった視点で指摘や提案をしてくれる

制作という業務になくてはならない人です。

セガナ・クリエイティブには、経験豊かで優しく、時には厳しいことも正直に言ってくれる信頼できるディレクターがいます。

お困りのことがあれば、ぜひお気軽に相談くださいませ~★

めっちゃ宣伝!

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