こんにちは。
グラフィック&ウェブ制作会社
株式会社セガナ・クリエイティブで
デザインに向き合っている生き物
向ちゃんです。
今回は、制作依頼があまり慣れていない方に向けた【ド正論】な内容になっております。
言ってることはよくわかるけど、こちらも仕事なのでそうもいかないんですよ・・・・というお声は重々承知。
承知の上で言いたい!難しいことも承知で言いたい!それが・・・
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制作依頼の初心者こそ、デザイン制作費とかWeb制作費を値切ってはいけない!
今日は、そんなお話です。
「デザイン制作費を安く抑える方法」には手を出さない方が良い説(不慣れな人に限る)
Webやグラフィックの制作をしていると、必ずと言っていいほど出会う『デザイン制作を安く抑える方法』とか、『Web制作を安く抑える方法』。
初めて制作会社を探したり、いつもと違う制作会社を探したりして検索すると、たくさんの制作会社のWebサイトやまとめサイトが出てきますよね。
そんなとき、やっぱり気になるのが制作コスト。できることならコストを抑えたい・・・!その気持ち、向ちゃんもメーカーにいたのでよーくわかる。わかるけど・・・
5年間デザイン&Web制作会社を漂ってきたド素人として言えるのは
制作依頼の初心者はグラフィックでもWebでも制作コストをケチってはいけない。
この一言に尽きます。(できる人は別に構わんよ)
制作コストを抑えない方が良い理由
なぜ初心者はコストを抑えない方が良いかと言うと・・・
『デザイン制作を安く抑える方法』とか『Web制作を安く抑える方法』で満足度が高いものを作ろうと思ったら
制作において肝心なところは自分でやることが必須条件だからです。
つまり、自分でできる人は問題無いけど、自分でできない人は結構キツイ。
そして割と錯覚しがちなんだけど、本当の意味で『自分でやる』って、知識や経験が無いとできないことだったりします。
スゴイぞ。ほんとに制作できる人の知識とアイディアと引き出しと情報は!
『肝心なところ』=制作のコアとなる設計部分
ところで、この『肝心なところ』って一体なんでしょう。それは
「どうすれば目的が達成できるか」という設計のこと。
- →どうすれば人の興味関心を引き付けられるのか
- →どうすれば問合せをしてくれるのか
- →どうすれば買ってくれるのか
- →どうすれば情報を取れるのか
- →どうすれば認知拡大できるのか
などなど
これらの部分が制作で一番大事な部分で一番コストがかかるところ。そして専門性が高いところなのです。
制作コストを抑える=専門性を抑える ということ
つまり、「制作コストを抑える」ということを言い換えると『専門性の高い分野を、素人が自力でやらなければいけない』ということになるのです。
専門性が高いコミュニケーション設計を
自分でやるのが難しい
▼
対価を払って設計してもらう
というのものだけど、制作コストを抑えるとなると、この『設計』の対応範囲を制限せざるを得ない。。。(制作会社は不本意なのですよ)
そして、まさにここが落とし穴!
この設計という作業、目に見えないんですよね。すごく重要だけど目に見えないからコストカットされやすい。
そうすると自力でなんとかしないといけなくなり、結果、大変な目に合うことになるのです。
主に依頼側の担当者が。
まとめ
- 素人こそ初回の制作コストを惜しまないで。
- 制作会社の価値はコミュニケーション設計の専門性。
↓
結果を出したいなら、コストの大半を設計にかけるべき。
作るだけならアプリケーション使える人に作ってもらえばよい。
デザインやWebの制作会社はたくさんあるんだから、そこから予算と内容に合わせてしっかり選びましょう。
という、そんなお話でした。
おまけ(余談)
ちなみにこの記事で伝えたコストを抑える方法は、割と真正面からのお話で、じつは他にもコストを抑えるカラクリはあります。
例えば
- 得意を売ってる副業
- 初期費用は0円だけどランニングコストで年間契約縛り
(一見安く見えるけどトータルで計算したら、そこそこのお値段だった、とか)
というのはまだいい方で、やや悪質だと
- 制作ツール使えるだけの人がそれっぽくやる(制作をメイン業務としていない)
- ネットに転がってるテンプレートを使って、それっぽくする
(のを、正直に言うのではなく、割と自分で作りました感アピールして出してくる)
なんてものもあります。
ここら辺の見極めは素人には難しいので、やっぱり一番いいのはコストや見た目、イメージだけで制作会社を渡り歩くのではなく、それぞれの制作会社とよく話をして信頼できる数社を見つけることだと思います。
なんでもそうじゃろ。ラクして手っ取り早くおいしいものは手に入りません。
ではでは今回はここまで!( ´Д`)ノ~バイバイ
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