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sasano sasano
2014.06.28 (土) Category:アート

感動の深海展から早1年…
今年も博物展に行きたくなる時期がやってきました!
昨年は全体的に深海に沸いた夏でしたが、今年は一気に大気圏を飛び越えて『宇宙』に注目が集まっています!
深海は地球の誕生の神秘の一つですが、宇宙はさらに大元の、すべての起源の謎を秘めています。
宇宙とは、空間なのか概念なのか、はたまた生き物なのか?
様々な宇宙への思いが交錯するこの夏、私の注目は
東京ドームシティに7月8日にOPENする『TenQ』!!

『TenQ』は、“宇宙を「感動」する”というコンセプトのもとに作られた、宇宙ミュージアムです。
その名前にも、「天」や「探求」などの意が込められているそうで、
施設の展示を通して宇宙への心地よい好奇心を感じることができるように工夫されているようです。

注目は、人類の現在に至るまでの宇宙への想いを映像化したプロジェクションマッピング!
近年、新たな空間演出の一つとして注目されているプロジェクションマッピングを
部屋一面に展開することで大迫力の空間を体感できるとか。

そしてもう一つの注目は、直径11mの穴から地球を見下ろすことのできる『シアター宙(そら)』!
これは、フルハイビジョンの約8倍という高精細映像によって実現できた、地球を見下ろす臨場感を体感できる空間で、
地上から星を眺めるところから、技術の進歩で地球を宇宙から眺められるところまできたぞ、というストーリーが展開されるそうです。
これで私たちも宇宙飛行士が見た、宇宙から見る地球の感動をちょっとだけ体感できるかもしれません!

その他にも様々な好奇心をくすぐる展示があるらしい『TenQ』
皆様も是非行って宇宙に胸熱しちゃってくださいねー!!

あっともう一つ笹野注目の展示がありました…
それは6月24日から国立博物館で開催されている『台北 国立故宮博物院展』の『翠玉白菜』!
テレビで紹介されているのを見てから、なぜ翡翠で白菜が作られたのか疑問で疑問で夜しか眠れなかったのですが、
この『翠玉白菜』について調べてみました!

>この彫刻の作者は伝わっていない。

この彫刻は、元々は光緒帝の妃である瑾妃の住居、永和宮(紫禁城内)にあった。瑾妃が嫁いだ1889年に初めて世に現れたことから、瑾妃の持参品と考えられている。

1911年の辛亥革命で清朝が倒れてからは、紫禁城跡に作られた故宮博物院の所蔵品となった。1933年に日本軍の侵略を避けて上海に移され、その後たびたび場所を移動した後、台湾の故宮博物院に移され、現在に至る。(Wikipediaより)

つまり、瑾妃の嫁入り道具だったんじゃないか?というのが今のところの有力説のようです!
葉の部分にはバッタとキリギリスも彫られていて、一説にはそれが多産の象徴らしく、葉肉の白い部分は純潔を表しているのだとか。
だがしかし驚いたのは、元の設置状態は今の木製の台に斜めに立てかけてあるんではなかったこと!
実は、元は琺瑯(ほうろう)の植木鉢の上に立った四角い木製の支持体の上にまっすぐ直立(!)した状態であるのが本来の姿なのですが、故宮博物院が開院する際に当時の展示担当者が鉢の上に立つ白菜に違和感を抱き、木製の台をわざわざ新規に作らせて現在のような鑑賞形態となったらしいのです!ええー!
wikiによれば、現在の鑑賞形態になった為に作品の見え方が若干損なわれているとも書かれてしまっていますが…
作者も不明だし鑑賞形態も違うらしいし、ちょっと白菜がかわいそうなような?

しかし翡翠の白菜を持ったお嫁さんってなんかよくわからんがすごいですね!

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