私は子供のころ、海の底に寝転がってたくさんの魚が泳いでる様子をず〜っと一日中眺めていたいなあ
という空想をしていたことがよくありました。
一緒に泳ぐのではなく底から眺めていたいっていうのが、インドアな少女時代を彷彿させますが、
今回、その少女時代の淡い想いを遂げるために、あるイベントに参加してきました。

水族館に泊まってみた

私が参加したのは
千葉県鴨川市　鴨川シーワールドでの「トロピカルアイランド・ナイトステイ」。
水族館の巨大水槽の目の前で、魚たちとともに幻想的な一夜を過ごすという、
「魚好き・海好きだけど潜るのとかはとてもとても…」という自分には夢のようなイベントです。

一泊二日の日程なので、「巨大水槽の前で寝る」というクライマックスに向けて
様々なプログラムが用意されています。

例えば…
・係員の人に説明を受けたりクイズに答えながら水族館内の裏方を見学
・可愛いアカガメの赤ちゃんを観察
・ベルーガ（白イルカ）の頭にタッチ
（固めのモッツァレラチーズのような感触でした）
・鴨川シーワールドでの職員の人たちの仕事内容や企業の取り組みなどのを講義を受ける
（ごめんなさい一番眠くなりました。。）
・閉園後の水族館を探検しながら、夜の動物・魚たちの生態を観察

などなど、普段経験することができないような企画がもりだくさんで
子供だけでなく大人も楽しめるように企画がされているのがとても好感を持てました。（なんと偉そうに…）

そしていよいよ、夜９時。大水槽の部屋で寝る場所決めの瞬間です。
参加者は約４０名ほどの老若男女。運命の場所決めはくじ引き。（番号順で好きな場所に寝られます）
一番前に陣取って寝られるのはわずか３〜４組です。
私はくじ運がないので「持ってる」という友達に引いてもらったところ
見事、３番！なんとまさかの最前列がとれました。
これには感激すぎて悲鳴がでてしまう大人げない私。
でも、一番前かそうでないかで、
そこで眠る価値がかなり違ってくるように思っていたので本当〜〜に嬉しかったのです。

目の前に泳ぐ、エイ、サメ、亀、ウツボにその他全く名前もわからないけどたくさんの魚たちを目の前に
寝袋に入って寝転がった瞬間の非日常感はたまりませんでした。ああ、海の底にいるようだ。夢かなった…。
そして、１１時就寝ではあったものの、眠気の限界が来る３時間くらいまでは
誰に気兼ねすることなく、ただただ水槽の中で泳いでいる魚たちをぼーっと見つめていました。
おじさんたちのいびきが凄かったけれど、それもありだと思わせる不思議な空間でした。
背中がめっちゃくちゃ痛くなったのもいい思い出です。。

また、来年の夏の時期になったら、このようなイベントを探して泊まりに行きたいな〜と考えております。

神奈川県ではこの二カ所も気になっています。
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・横浜･八景島シーパラダイス内にある水族館『アクアミュージアム』
夏休みには『水族館お泊り親子学級』があり、夜の水族館を親子で楽しめます。
親子限定のプログラムが多いのですが、大人の女性限定「クラゲヒーリングナイト」や
カップル限定のバレンタインナイトという企画もあります。

・江ノ島水族館でもお泊りナイトツアーがあります。
こちらは２００４年からスタートし、2013年12月で公募参加人数 17,200名を突破し、
新江ノ島水族館の人気プログラムとなっているらしいです。

※いずれも期間限定なので、サイト等をまめにチェックすることをお勧めします。

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みなさんも、魚たちとの幻想的な一夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか？
どこかでお会いしましょう！

以上浅川でした。
ここまでおつきあいいただきありがとうございました。

最後にキュートなベルーガちゃんでしめさせていただきます。