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代休を使って有意義な休日を過ごしたい、視覚に刺激が欲しい、

そうだ、美術館に行こう! と言う事で、

黄金様式などで知られている19世紀末ウィーンを代表する画家ダスタフ・クリムトの展示会
クリムト展」に行ってきました。

会場:東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)
期間:4月23日(木)〜7月10日(水)

現在は、愛知県豊田市にある豊田美術館で7月23日(火)〜10月14日(月)まで開催されています。

画家ダスタフ・クリムトとは

オーストリアの画家。ウィーン生れ。1897年ウィーン・ゼツェッシオンを結成,オーストリアのユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)の中心的存在となる。装飾的・官能的な女性像を多く残した。金箔を用いた《接吻》(1907年―1908年,ウィーン,美術史美術館蔵)をはじめとする諸作品には,世紀末ウィーンの甘美な雰囲気と崩壊の予感が濃厚にたちこめている。
引用
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%88-57016

 

今回、「クリムト展」の見所

・初期の作品から、分離派結成後の黄金様式の時代の代表作、女性像や数多く手がけた風景画まで8章に分けて展示
・日本では過去最多となる油彩画25点以上展示
・ウィーンの分離派会館を飾る壁画、ベートーヴェン・フリーズの精巧な複製による再現展示
・その他、同時代のウィーンで活動した画家たちの作品、クリムトが影響を受けた日本の美術品などもあわせ展示(展示作品数 120作品)
・音声ガイドのゲストナレーターは元SMAPの稲垣吾郎さん

過去最大級の展示会となっています。

クリムト展で印象に残った作品

・ユディトⅠ

《ユディトⅠ》 解説
クリムトの「黄金様式」の時代の代表作の一つ。油彩画に初めて本物の金箔を用いた作品とされ、額縁はクリムト自身のデザインによる。

旧約聖書外典の「ユディト記」によれば、美しい未亡人ユディトは、祖国を救うために敵将ホロフェルネスの首を切り落とした。この主題は、どんな困難にも屈せぬ女性の強さを誇示するものとして絵画や彫刻に取り上げられてきた。
引用
https://klimt2019.jp/works.html

この作品のことをあまり知らずにいたので、クリムト展のチラシに肩から上だけ使用されて、展示会で『ユディトⅠ(ワン)』を見たとき、その下は切断された首を手に持っているものだったので少しびっくりして動揺をしました。

・ベートーヴェン・フリーズ

《ベートーヴェン・フリーズ》 解説
全長34メートルを超える壁画《ベートーヴェン・フリーズ》は、クリムトが40歳の頃に手掛けた大作。黄金の甲冑で武装した騎士が幸福を求めて敵に向かい、楽園にたどり着くまでの旅路が絵巻物のように展開する。ベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得たこの壁画は、天使たちによる合唱と、男女の接吻で締めくくられる。
金やガラス、真珠層などの素材を用い、輝きのなかに歓喜を表現したフリーズは、まさにクリムトの「黄金様式」の時代を代表する傑作である。
引用
https://klimt2019.jp/works.html

展示会では原寸大複製され、ワンフロア全体で展示されていたので、かなりの迫力と音声ガイドではベートーヴェンの交響曲第9番が入っていた事もあり、鳥肌が立つぐらいの感動がありました。

過去最大級のクリムト展を通して19世紀末ウィーンを代表する画家ダスタフ・クリムトの事が知れて、とても素晴らしい展示会でした。
とても良い休日を過ごせたな思いました。

■参照
・【公式】クリムト展 ウィーンと日本1900
https://klimt2019.jp/

・クリムトとは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%88-57016

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