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sasano sasano
2013.08.25 (日) Category:その他

私が高校生の夏、合宿の時のことでした。

その合宿場は毎年利用しているところなのですが、毎年不可思議な現象を目撃する生徒がいました。

風がないのに扉が勝手に閉まったとか、誰もいないはずの隣室から話し声が聞こえたとか…

そして私たちが2年のときの合宿。

後輩を連れて合宿恒例の、山中湖までの夜の散歩の帰り道のときのことです。道は真っ暗で、周囲にはよくわからない廃墟のような、墓地のような場所があるところでした。

私の数歩後ろ、部員全体を最後尾で見守っていた部長が突然、

「全員、走って合宿所にもどれ!」

と、叫びました。

普段クールな部長だっただけに、私たちは驚きと恐怖で合宿所までの道をただひたすらに走りました。

振り向き様に見た、部長のいつになく切迫した表情がただ事ではないのだと感じさせました…

その後、部長に何があったのかを尋ねたところ、彼は…

 

ギャー!!!

恐怖体験から始めてしまいましたが、今回のテーマはホラーじゃありません!

私の大好きな深海生物のお話です。

実は来月、上野の国立科学博物館で開催されている、

「深海ー挑戦の歩みと驚異の生きものたちー」

に行くことになりました!!

今回の目玉は、何と言ってもダイオウイカ!

博物館で所蔵しているダイオウイカの標本その長さも約3m・触腕まで含めると約5m!の他、昨年世界初、撮影に成功したダイオウイカの映像が見られるのですー!

さらにさらに!

約380点の深海生物たちの標本や、日本が世界に誇る有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型!実は、これだけの深さに潜れる潜水艦は世界でたったの7隻だけなのです。

深海生物標本、私の大好きなデメギニウスは多分いないかなあ、と思うのですがオニアンコウとか深海ザメとかきっといるんですよね!

そして!あんまり話題にはなっていませんが、私が注目するのは海底火山!

この展覧会では、レアアースやレアメタル等の資源を含め、深海の開発という面から紹介されているのですが、興味を引かれるのはその姿です!

真っ暗な海底に突き出た無数の岩たち、吹き上がる煙のようなものは、約300度の熱水で、周囲には生物の気配はありません。火山によっては生物には有害な物質を排出しているのだとか。

た、滾る…

 

ちょっと滾りすぎて一息にあふれる深海へのパッションをぶつけてしまいましたが、皆さんも是非!深海に注目してみてくださいね!

 

以上、深海に想いを馳せる笹野でした!

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